9月24日、番組でも何度か紹介していたとおり、福山で開催中の積山ミサ個展の中でヴァイオリンとヴィオラのミニコンサートを行いました。
会場は「ギャラリースペース 甦謳る」
演奏者はヴァイオリンの坂井陽介さんとヴィオラの岩崎翔太。
翔太とミサニャンの活動のテーマのひとつである「音楽と美術のコラボ」企画の第7弾。
このミニコンサートが行われた日は、「ギャラリーで美術作品を展示しながらその空間の中で音楽を演奏する」というスタイルの「音楽と美術のコラボ」の企画を翔太とミサニャンが共同で始めてからちようど994日目でした。
この日のミニコンサートには会場がすっかり埋まる程の来場者の方が!
美しい美術作品にかこまれながら、まわりの来場者の方達の和やかなおしゃべりの声と、店の二階から聴こえてくるヴァイオリンとヴィオラの音合わせの音色をBGMに、座って演奏会の開始を待っている時間からはまさに至福のひと時の始まりでした。
演奏会の構成は、
ホフマイスター:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲よりアレグロ
モーツァルト:鏡の二重奏
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲よりロンド
シベリウス:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
というもの。
そして最後にアンコールで最初に弾いたホフマイスターの曲を雰囲気を変えてもう一度。全部で30分程の短いコンサート。
異なる性格、異なる音楽観を持つ坂井さんと翔太ですが、演奏会が進んでいくに従い、会場の雰囲気、積山ミサの美術作品と相まって一期一会の音楽の調和が生み出されていき、その場に居合わせられたことにささやかな感動を覚えました。
…それにしても、ミサニャン先生の美術作品のパワーはやっぱりすごい!
ミニコンサートの後には来場者の方と積山ミサや演奏者との交流のお茶会もあり、歓談はもりあがっていました。
「音楽と美術のコラボ」…このアートの輪がもっと広がり発展していくことを番組の発展と共に祈ってます!
文責:岡本卓也(アートカフェ公認アシスタント)